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聖書 Q&A
イ聖 記事74
海から出て来る666という名の野獣

666にはどんな意い味みがありますか

聖せい書しょの答こたえ

聖せい書しょの巻かん末まつの書しょによると,666とは,海うみから上のぼって来くる,7つの頭あたまと10本ぽんの角つのを持もつ野や獣じゅうの数すう字じもしくは名な前まえのことです。(啓けい示じ 13:1,17,18)この野や獣じゅうは,世せ界かい的てきな政せい治じ体たい制せいの象しょう徴ちょうであり,「あらゆる部ぶ族ぞくと民たみと国こく語ごと国こく民みん」とを支し配はいしています。(啓けい示じ 13:7)666という名な前まえは,神かみから見みるとその政せい治じ体たい制せいが大おおきな失しっ敗ぱいであることを明あきらかにしています。どうしてそう言いえるのでしょうか。

単たんなる呼よび名なではない。神かみから与あたえられる名な前まえには意い味みがあります。例たとえば,神かみは,“父ちちは高たかい(高たかめられる)”という意い味みのアブラムに,「国くに々ぐにの民たみの父ちち」になるであろうと約やく束そくした際さい,“群ぐん衆しゅう(多た数すうのもの)の父ちち”という意い味みのアブラハムという名な前まえをお与あたえになりました。(創そう世せい記き 17:5)ですから,神かみが野や獣じゅうにつけた666という名なは野や獣じゅうを特とく徴ちょうづける属ぞく性せいを表あらわしたものです。

6という数すう字じは不ふ完かん全ぜんさを意い味みしている。聖せい書しょ中ちゅうではしばしば,数すう字じが象しょう徴ちょう的てきな意い味みを持もちます。一いっ般ぱん的てきに,7という数かずは完かん全ぜんであることを象しょう徴ちょうします。7より1少すくない6という数かずは,神かみの目めから見みて不ふ完かん全ぜんだったり欠けっ陥かんがあったりするものを指さす場ば合あいがあり,それは神かみの敵てきと関かん連れんづけられることがあります。―歴れき代だい第だい一いち 20:6。ダニエル 3:1。

強きょう調ちょうのために3回かい繰くり返かえされている。聖せい書しょはある物もの事ごとを3回かい述のべることによって強きょう調ちょうする場ば合あいがあります。(啓けい示じ 4:8; 8:13)ですから,666という名な前まえは,神かみから見みて人にん間げんの政せい治じ体たい制せいが大おおきな失しっ敗ぱいであることを強きょう調ちょうしています。人にん間げんの政せい治じ体たい制せいは永えい続ぞくする平へい和わや安あん全ぜんをもたらすことができていません。そうしたものを実じつ現げんできるのは,神かみの王おう国こくだけなのです。

獣けものの印しるし

聖せい書しょには,人ひと々びとが野や獣じゅうに「感かん服ぷくして」従したがい,崇すう拝はいするようになるゆえに,「野や獣じゅうの印しるし」を付つけられる,と述のべられています。(啓けい示じ 13:3,4; 16:2)人ひと々びとは,国こっ家かやその象しょう徴ちょう,その軍ぐん事じ力りょくに対たいし,崇すう拝はいとも言いえる敬けい意いをささげるのです。「宗しゅう教きょう百ひゃっ科か事じ典てん」(英えい語ご)には,「国こっ家か主しゅ義ぎは現げん代だい世せ界かいにおける宗しゅう教きょうの主しゅ要ような形けい態たいになった」とあります。a

右みぎ手てや額ひたいに獣けものの印しるしを付つけられるとはどういうことでしょうか。(啓けい示じ 13:16)神かみは,イスラエル国こく民みんに対たいする命めい令れいに関かんして,「それをしるしとして手てに結むすび,それをあなた方がたの目めの間あいだの額ひたい帯おびとしなければならない」と言いわれました。(申しん命めい記き 11:18)イスラエル人じんは,文も字じ通どおりの手てや額ひたいに印しるしを付つけなければならなかったわけではなく,自じ分ぶんたちの行こう動どうと考かんがえすべてが神かみの言こと葉ばによって導みちびかれるようにしました。同どう様ように,獣けものの印しるしは,666というタトゥーのようなものではありません。象しょう徴ちょう的てきな意い味みで,生せい活かつが政せい治じ体たい制せいによって支し配はいされていることを明あきらかにするものなのです。獣けものの印しるしを身みに帯おびている人ひとたちは,神かみと敵てき対たいしています。―啓けい示じ 14:9,10; 19:19-21。

a 「グローバル化か時じ代だいにおけるナショナリズム」(Nationalism in a Global Era)134ページと,「ナショナリズムと精せい神しん ― 現げん代だい文ぶん化かに関かんする論ろん考こう」(Nationalism and the Mind: Essays on Modern Culture)94ページもご覧らんください。

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