急速な進歩
◆ ある証人はニューヨークの巡回大会で次の経験を語りました。「ある日わたしは,食料品をたくさん積んだ買い物車を押している婦人を見かけました。とてもたいへんな様子でしたので,近づいて,家まで手伝いましょう,と申し出ました。婦人は快く申し出を受けました。家までにはまだ7区画もあったからです。いっしょに歩きながら,機会をとらえて婦人に聖書の話をしました。彼女はわたしの示した親切にこたえて,のちほど訪問して聖書の話を続けたいという申し出を受け入れました。訪問したときから聖書の研究が始まり,婦人は急速に進歩し,今では御国会館のほとんどの集会に出席し,この『ものみの塔』誌を用いる研究にも参加しています。この婦人は87歳ですが,彼女がエホバを知るのを助けることは,とても喜ばしい経験です」。