クリスチャンとしての目もく標ひょうを立たてて達たっ成せいするには

 1. どんな目もく標ひょうを持もつことができますか。

真しんのクリスチャンである私わたしたちは，エホバを心こころから愛あいしています。それで，エホバにできるだけ良よいものを捧ささげたいと思おもっています。私わたしたちは，自じ分ぶんにできる限かぎりのことを行おこなうために，目もく標ひょうを持もつ必ひつ要ようがあります。例たとえば，クリスチャンとしての人じん格かくを磨みがくことや，役やく立だつ技ぎ術じゅつを学まなぶことや，さまざまな方ほう法ほうで仲なか間まに仕つかえることなどです。

 2. クリスチャンとして，目もく標ひょうを立たて，それに向むかって努ど力りょくする必ひつ要ようがあるのはなぜですか。

² 私わたしたちがクリスチャンとして進しん歩ぽすることを目め指ざすべきなのはなぜでしょうか。まず第だい一いちに，愛あい情じょう深ぶかい天てんのお父とうさんエホバに喜よろこんでいただきたいと思おもっているからです。私わたしたちが自じ分ぶんの能のう力りょくを十じゅう分ぶんに生いかしてエホバに仕つかえる時とき，エホバは喜よろこんでくださいます。また私わたしたちは，もっと仲なか間まの兄きょう弟だい姉し妹まいの助たすけになりたいと思おもっているので，クリスチャンとして進しん歩ぽすることを目め指ざします。（テサ一いち 4:9，10）エホバにどれほどの間あいだ仕つかえてきたとしても，私わたしたちは皆みな，クリスチャンとして進しん歩ぽすることができます。どのようにでしょうか。

 3. テモテ第だい一いち 4章しょう12-16節せつによると，パウロはテモテにどんなことを励はげましましたか。

³ パウロが「テモテへの第だい一いちの手て紙がみ」を書かいた時とき，テモテは立りっ派ぱな青せい年ねんで，長ちょう老ろうとしてすでに経けい験けんを積つんでいました。それでも，パウロはテモテに対たいして，クリスチャンとしてさらに進しん歩ぽするよう励はげましました。（テモテ第だい一いち 4:12-16を読よむ。）パウロの言こと葉ばから，パウロがテモテに2つの面めんで進しん歩ぽしてほしいと思おもっていたことが分わかります。1つは，クリスチャンとしての人じん格かくを磨みがき，愛あいや信しん仰こうや清きよさなどを身みに着つけること，もう1つは，朗ろう読どくや説とき勧すすめることや教おしえることといった技ぎ術じゅつを磨みがくことです。では，テモテの手て本ほんを思おもいに留とめつつ，達たっ成せい可か能のうな目もく標ひょうを立たてることがクリスチャンとして進しん歩ぽする上うえでどのように役やく立だつかを考かんがえていきましょう。そして，エホバへの奉ほう仕しをもっと行おこなうためにどんなことができるかも調しらべましょう。

 4. フィリピ 2章しょう19-22節せつからすると，テモテがエホバにとって用もちいやすい人ひとだったのはなぜですか。

⁴ テモテがエホバにとって用もちいやすい人ひとだったのはなぜでしょうか。それは，テモテがクリスチャンとして素す晴ばらしい人じん格かくを身みに着つけていたからです。（フィリピ 2:19-22を読よむ。）パウロの言こと葉ばから，テモテが謙けん遜そん，忠ちゅう実じつ，勤きん勉べんで，信しん頼らいできる人ひとだったことが分わかります。また，テモテは仲なか間まを心こころから愛あいし，気き遣づかう人ひとでした。だからこそ，パウロはテモテを愛あいし，ためらうことなく難むずかしい務つとめを託たくしました。（コリ一いち 4:17）私わたしたちも，エホバに喜よろこばれる人じん格かくを磨みがくなら，エホバから愛あいされ，会かい衆しゅうにいっそう貢こう献けんすることができます。（詩し 25:9; 138:6）

 5. （ア）クリスチャンとしての人じん格かくを磨みがくための目もく標ひょうをどのように立たてることができますか。（イ）写しゃ真しんの若わかい姉し妹まいは，思おもいやりをいっそう示しめすという目もく標ひょうにどのように取とり組くんでいますか。

⁵ 具ぐ体たい的てきな目もく標ひょうを立たてる。祈いのりつつ，自じ分ぶんのどこを改かい善ぜんできるかについて考かんがえてみましょう。そして，その中なかから1つを選えらんで取とり組くんでみることができます。例たとえば，いっそう思おもいやりのある人ひとになること，仲なか間まを助たすけたいという気き持もちを強つよめること，あるいは，人ひとと仲なか良よくし，快こころよく許ゆるすことを目もく標ひょうにできるかもしれません。どうすれば進しん歩ぽできるかについて，信しん頼らいできる人ひとにアドバイスを求もとめることもできるでしょう。（格かく 27:6）

 6. 人じん格かくを磨みがくという目もく標ひょうに向むけて，どのように努ど力りょくできますか。

⁶ 目もく標ひょうに向むかって努ど力りょくする。どんなことができるでしょうか。例たとえば，磨みがきたいと思おもっている人じん格かくについてよく調しらべることができます。人ひとを進すすんで許ゆるすことを目もく標ひょうにするとしましょう。その場ば合あい，まず，聖せい書しょに出でてくる進すすんで許ゆるした人ひとや許ゆるそうとしなかった人ひとの例れいについて読よんで，じっくり考かんがえることができます。イエスはどうだったでしょうか。イエスは人ひとを進すすんで許ゆるす人ひとでした。（ルカ 7:47，48）人ひとの欠けっ点てんではなく，良よいことを行おこなう可か能のう性せいに目めを向むけました。その一いっ方ぽうで，イエスの時じ代だいのパリサイ派はの人ひとたちは「他た人にんをさげす」んでいました。（ルカ 18:9）こうしたことをじっくり考かんがえた上うえで，「自じ分ぶんは，ほかの人ひとにどんな見み方かたをしているだろうか。その人ひとのどういうところに注ちゅう目もくしているだろうか」と考かんがえてみましょう。誰だれかのことを許ゆるすのが難むずかしいと感かんじているなら，その人ひとの良よい点てんをできるだけ多おおく書かき出だしてみてください。そして，「イエスだったら，この人ひとをどう見みるだろうか。この人ひとを許ゆるすだろうか」と考かんがえてみましょう。このようにするなら，考かんがえ方かたを調ちょう整せいすることができます。誰だれかから傷きずつくようなことを言いわれたりされたりした場ば合あい，初はじめはその人ひとのことを許ゆるすのを難むずかしく感かんじるかもしれません。それでも，努ど力りょくを続つづけるなら，進すすんで許ゆるせるようになるでしょう。

 7. エホバは技ぎ術じゅつを持もつ奉ほう仕し者しゃたちをどのように用もちいていますか。（格かく言げん 22:29）

⁷ 役やく立だつ技ぎ術じゅつを学まなぶことも目もく標ひょうにすることができます。ベテルの施し設せつや大たい会かいホールや王おう国こく会かい館かんなどを建けん設せつするためにどれほど大おお勢ぜいの奉ほう仕し者しゃが必ひつ要ようか，考かんがえてみてください。そうした奉ほう仕し者しゃの多おおくは，熟じゅく練れんした兄きょう弟だい姉し妹まいと一いっ緒しょに働はたらいて技ぎ術じゅつを学まなびました。写しゃ真しんから分わかる通とおり，兄きょう弟だいであっても姉し妹まいであっても，大たい会かいホールや王おう国こく会かい館かんをメンテナンスするための技ぎ術じゅつを学まなぶことができます。このように，「永えい遠えんの王おう」であるエホバと，「王おうとして支し配はいする者ものたちの王おう」であるキリスト･イエスは，技ぎ術じゅつを持もつ奉ほう仕し者しゃたちを用もちいて本ほん当とうに素す晴ばらしいことを行おこなっています。（テモ一いち 1:17; 6:15。格かく言げん 22:29を読よむ。）私わたしたちは，自じ分ぶんを高たかめるためではなく，エホバを賛さん美びするために，技ぎ術じゅつを用もちいて一いっ生しょう懸けん命めいに働はたらきたいと思おもいます。（ヨハ 8:54）

 8. 技ぎ術じゅつを学まなぶための目もく標ひょうをどのように立たてることができますか。

⁸ 具ぐ体たい的てきな目もく標ひょうを立たてる。どんな技ぎ術じゅつを学まなぶことができるでしょうか。会かい衆しゅうの長ちょう老ろうに尋たずねてください。巡じゅん回かい監かん督とくに尋たずねてみることもできます。例たとえば，話はなす技ぎ術じゅつや教おしえる技ぎ術じゅつを磨みがくよう提てい案あんされたなら，具ぐ体たい的てきにどんな点てんに取とり組くめるか，尋たずねてみてください。そして，その目もく標ひょうに向むかって努ど力りょくしましょう。そのためにどんなことができるでしょうか。

 9. 技ぎ術じゅつを学まなぶという目もく標ひょうに向むけて，どのように努ど力りょくできますか。

⁹ 目もく標ひょうに向むかって努ど力りょくする。教おしえる技ぎ術じゅつを磨みがくことを目もく標ひょうにしているなら，「読よむことと教おしえることに励はげむ」の冊さっ子しをよく研けん究きゅうすることができます。週しゅう日じつの集しゅう会かいで割わり当あてを受うけた時ときは，資し格かくある兄きょう弟だいに前まえもって聞きいてもらい，改かい善ぜんできる点てんをアドバイスしてもらうこともできるかもしれません。上じょう手ずに話はなすという評ひょう判ばんだけでなく，よく準じゅん備びしてきちんと割わり当あてを果はたすという評ひょう判ばんも得えられるようにしましょう。（格かく 21:5。コリ二に 8:22）

10. 技ぎ術じゅつを学まなんで進しん歩ぽできたどんな例れいがありますか。

¹⁰ 学まなびたいと思おもっている技ぎ術じゅつが自じ分ぶんにとって苦にが手てなものである場ば合あいは，どうしたらよいでしょうか。努ど力りょくをやめてはいけません。ギャリー兄きょう弟だいの例れいを考かんがえてみましょう。兄きょう弟だいは朗ろう読どくするのが苦にが手てでした。集しゅう会かいで朗ろう読どくしようとして，とても恥はずかしい思おもいをしたこともありました。それでも，兄きょう弟だいは努ど力りょくをやめませんでした。そして，受うけた訓くん練れんのおかげで，今いまでは集しゅう会かいや巡じゅん回かい大たい会かいや地ち区く大たい会かいで話はなすことができるようになりました。

11. テモテに倣ならってどんなことを行おこなうなら，いっそう多おおくの責せき任にんを果はたせるようになりますか。

¹¹ テモテは話はなしたり教おしえたりする面めんで優すぐれた兄きょう弟だいになったでしょうか。聖せい書しょには何なにも述のべられていません。でも，テモテはパウロからの助じょ言げんを当あてはめて，自じ分ぶんの務つとめをいっそう上じょう手ずに果はたせるようになっていったに違ちがいありません。（テモ二に 3:10）私わたしたちも同おなじように，技ぎ術じゅつを磨みがいていくなら，いっそう多おおくの責せき任にんを果はたせるようになるでしょう。

12. あなたは仲なか間まからどのように助たすけられてきましたか。

¹² 私わたしたちは皆みな，仲なか間まからいろいろな形かたちで助たすけられています。例たとえば，入にゅう院いんしている時ときには，医い療りょう機き関かん連れん絡らく委い員いん会かいや患かん者じゃ訪ほう問もんグループで奉ほう仕ししている長ちょう老ろうたちが訪ほう問もんしてくれるかもしれません。また，生せい活かつの中なかで難むずかしい問もん題だいにぶつかる時ときには，愛あい情じょう深ぶかい長ちょう老ろうが時じ間かんを取とって話はなしを聞きき，慰なぐさめを与あたえてくれるでしょう。誰だれかに聖せい書しょを教おしえる面めんで悩なやんでいるなら，経けい験けんを積つんだ開かい拓たく者しゃがレッスンに同どう席せきし，アドバイスを与あたえてくれるかもしれません。私わたしたちはこのような助たすけに心こころから感かん謝しゃしています。そして，私わたしたちを助たすけてくれた兄きょう弟だい姉し妹まいは，喜よろこびを味あじわいます。私わたしたちも，仲なか間まを助たすけるために自じ分ぶんを差さし出だすなら，同おなじ喜よろこびを味あじわうことができます。イエスが述のべた通とおり，「受うけるより与あたえる方ほうが幸こう福ふく」なのです。（使し徒と 20:35）では，私わたしたちは仲なか間まのためにもっと多おおくのことを行おこないたいと思おもう場ば合あい，どんなことが役やく立だつでしょうか。

13. 目もく標ひょうを立たてる時ときには，どんな点てんに注ちゅう意いする必ひつ要ようがありますか。

¹³ 目もく標ひょうを立たてる時ときには，漠ばく然ぜんとしたものにならないよう注ちゅう意いしましょう。例たとえば，「会かい衆しゅうのためにもっと多おおくのことを行おこないたい」と思おもうかもしれません。でも，そうした目もく標ひょうは漠ばく然ぜんとしているので，どのように取とり組くんだらよいかも，いつ達たっ成せいできたかも，分わからないでしょう。ですから，具ぐ体たい的てきな目もく標ひょうを立たてるようにしましょう。立たてた目もく標ひょうと達たっ成せいするためにできることを書かき出だしておくことも役やく立だちます。

14. 目もく標ひょうを立たてることに関かんして柔じゅう軟なんであることが大たい切せつなのはなぜですか。

¹⁴ 目もく標ひょうを立たてることに関かんしては，柔じゅう軟なんであることも大たい切せつです。なぜでしょうか。状じょう況きょうは変へん化かすることがあるからです。パウロの例れいを考かんがえてみましょう。パウロは，テサロニケに会かい衆しゅうを設せつ立りつすることに貢こう献けんしました。そして，テサロニケにとどまって，新あらたにクリスチャンになった兄きょう弟だい姉し妹まいを助たすけたいと思おもっていたことでしょう。でも，強つよい反はん対たいが生しょうじたために，そこから立たち去さらなければならなくなりました。（使し徒と 17:1-5，10）パウロがとどまっていたなら，テサロニケの兄きょう弟だい姉し妹まいを危き険けんな目めに遭あわせることになったでしょう。でも，パウロは仲なか間まを助たすけるという目もく標ひょうを諦あきらめるのではなく，状じょう況きょうに合あわせて柔じゅう軟なんに対たい応おうしました。後のちに，テサロニケのクリスチャンの信しん仰こうを強つよめるためにテモテを遣つかわしました。（テサ一いち 3:1-3）テサロニケの兄きょう弟だいたちは，テモテが進すすんで自じ分ぶんを差さし出だして助たすけに来きてくれたので，本ほん当とうにうれしかったことでしょう。

15. 自じ分ぶんではどうにもできない状じょう況きょうが生しょうじた時とき，どんなことができますか。

¹⁵ テサロニケでのパウロの経けい験けんから，大たい切せつなことを学まなべます。私わたしたちは何なにかの奉ほう仕しの務つとめを捉とらえることを目もく標ひょうにするかもしれません。でも，自じ分ぶんではどうにもできない状じょう況きょうのために，その目もく標ひょうを達たっ成せいできなくなるかもしれません。（伝でん 9:11）そういう場ば合あいは，達たっ成せい可か能のうな別べつの目もく標ひょうを立たてるようにしましょう。テッド兄きょう弟だいとハイディー姉し妹まいはまさにそうしました。2人ふたりは健けん康こう上じょうの問もん題だいのためにベテルを出でなければなりませんでした。それでも2人ふたりは，エホバへの愛あいの気き持もちから，どうすれば奉ほう仕しをもっと行おこなえるだろうかと考かんがえました。まず2人ふたりは，正せい規き開かい拓たく奉ほう仕しを始はじめ，やがて特とく別べつ開かい拓たく者しゃに任にん命めいされました。テッド兄きょう弟だいは代だい理りの巡じゅん回かい監かん督とくとして奉ほう仕しするための訓くん練れんも受うけました。しかしやがて，巡じゅん回かい監かん督とくとして奉ほう仕しできる年ねん齢れいに上じょう限げんが設もうけられました。それで2人ふたりは，自じ分ぶんたちはもうこの奉ほう仕しを行おこなえないと思おもって，とてもがっかりしました。それでも，エホバに仕つかえる方ほう法ほうはほかにもある，ということに気き付づきました。テッド兄きょう弟だいはこう言いいます。「私わたしたちは，1つの奉ほう仕しの分ぶん野やだけにこだわってはいけない，ということを学まなびました」。

16. ガラテア 6章しょう4節せつからどんなことを学まなべますか。

¹⁶ 人じん生せいでは，思おもいも寄よらないことが起おきるものです。ですから，自じ分ぶんが得えている奉ほう仕しの立たち場ばで自じ分ぶんの価か値ちを評ひょう価かしたり，奉ほう仕しの立たち場ばの面めんで自じ分ぶんとほかの人ひとを比くらべたりしないようにしましょう。ハイディー姉し妹まいはこう言いいます。「自じ分ぶんの生せい活かつとほかの人ひとの生せい活かつを比くらべるなら，心こころ穏おだやかではいられなくなります」。（ガラテア 6:4を読よむ。）それで，どうすれば自じ分ぶんを役やく立だてることができるだろうか，と考かんがえるようにしましょう。b

17. エホバにいっそう仕つかえるためにどんなことができますか。

¹⁷ 生せい活かつをシンプルにし，不ふ必ひつ要ような借しゃっ金きんをしないようにするなら，エホバにいっそう仕つかえることができます。長ちょう期き的てきな目もく標ひょうを達たっ成せいするために，短たん期き的てきな目もく標ひょうを立たてることもできます。例たとえば，正せい規き開かい拓たく者しゃになることを目め指ざしているなら，連れん続ぞくで補ほ助じょ開かい拓たく奉ほう仕しを行おこなうことができるでしょうか。あるいは，援えん助じょ奉ほう仕し者しゃになることを目め指ざしているなら，野や外がい奉ほう仕しに参さん加かする時じ間かんを増ふやしたり，会かい衆しゅう内ないの病びょう気きの人ひとや年ねん長ちょうの人ひとを訪ほう問もんしたりできるでしょう。こうして経けい験けんを積つんでいくなら，やがて奉ほう仕しの機き会かいが開ひらかれるかもしれません。どんな務つとめを委ゆだねられるとしても，ベストを尽つくして果はたすようにしましょう。（ロマ 12:11）

18. ビバリー姉し妹まいの例れいからどんなことを学まなべますか。（写しゃ真しんも参さん照しょう。）

¹⁸ たとえ何なん歳さいになったとしても，エホバに仕つかえる面めんでの目もく標ひょうを立たてて，それを達たっ成せいすることは可か能のうです。75歳さいのビバリー姉し妹まいの例れいを考かんがえてみましょう。姉し妹まいは重おもい病びょう気きのために，歩あるくことが非ひ常じょうに困こん難なんでした。それでも姉し妹まいは，記き念ねん式しきのキャンペーンにできる限かぎり参さん加かしたいと思おもいました。それで，具ぐ体たい的てきな目もく標ひょうを立たてました。姉し妹まいは，その目もく標ひょうを達たっ成せいして，大おおいに喜よろこびました。姉し妹まいの様よう子すを見みた周まわりの人ひとたちは，自じ分ぶんも宣せん教きょうをもっと頑がん張ばろう，という気き持もちになりました。エホバは年ねん長ちょうの兄きょう弟だい姉し妹まいの努ど力りょくを高たかく評ひょう価かしています。状じょう況きょうのゆえにできることが限かぎられているとしても，そうです。（詩し 71:17，18）

19. エホバに仕つかえる面めんで，どんなことを目もく標ひょうにできますか。

¹⁹ 達たっ成せい可か能のうな目もく標ひょうを立たてましょう。エホバに喜よろこばれる人じん格かくを磨みがくようにしましょう。エホバや組そ織しきのために用もちいることができる技ぎ術じゅつを学まなびましょう。そして，さまざまな方ほう法ほうで仲なか間まにいっそう仕つかえるようにしましょう。c そうすれば，テモテと同おなじように，エホバからの祝しゅく福ふくを経けい験けんすることができ，「あなたの進しん歩ぽは誰だれの目めにも明あきらかになるでしょう」。（テモ一いち 4:15）