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    ものみの塔 1973 | 12月15日
    • 申命 6:1,4-9,新。

      7 (イ)この神の指示の中で,子どもの養育に成功するためにまず肝要な点としてどんなことが述べられていますか。(ロ)そのために計画の調整が必要であるとしても子どもとともに時を過ごすことはなぜ大切ですか。

      7 この神の助言を読み過ごしてしまうのではなく,注意深く検討してみることにしましょう。それは親にどんなことを強調していますか。まず初めに,親が子どもとともに時を過ごすことの大切さを示していませんか。親と子どもが「家に座しているときも,道を歩くときも,寝るときも,起きるときも」ともにいると述べている点に注目してください。子どもとともに時を過ごすことの必要性はどれほど強調しても強調のしすぎということはまずありません。子どものための時間をほとんど持たない親の子どもは悪行に巻き込まれる場合が決して少なくないからです。子どもとともにいるようにするためにはそれなりの計画が必要であり,なんらかの個人的な楽しみや他の活動を控えねばならない場合もあります。しかし,自分の幼子が法に従う慎しみにあふれたおとなに成長するという報いを考えれば,こうした努力には十分な価値があります。

      8 (イ)神は親のすべきこととしてさらに何を示しておられますか。一般に言って,今日の年長の人々はこの点で勤勉ですか。(ロ)子どもが話しかけようとする時にほんとうに忙しい場合,どのようにすることができますか。なぜ?

      8 しかし,単に子どもとともに過ごすことだけが求められているのではありません。神の指示が,子どもと『話しなさい』とも述べている点に注目してください。親は自分の子どもと語り合うことの価値を決して小さく見てはなりません。そして,相互的な話し合いにおいて,聴くことの果たす大切な役割りを忘れないでください。「アメリカの若者の根本的な不満は,おとなと語り合うことができないという点にある……われわれと意志を通わせようとする彼らの努力はいつも,そして完全に押しつぶされてしまう」と,ある著名な作家は語りました。不幸にも,こうしたことばのとおりになっている場合が多くあります。何かを尋ねようとして近づいて来る子どもに対し,「あっちへ行きなさい。忙しくしているのがわからないの」とつっけんどんなことばを浴びせる親が少なくないのです。あなたの家庭では決してこうしたことがありませんように。もしほんとうに忙しいのであれば,そのことをあとでいっしょに話しましょうと告げ,そして実際にそのようにするのがよいでしょう。そうすれば,お子さんはあなたが自分のことにほんとうに関心を払っていてくれることを感じ取り,いよいよすすんでどんなことでも打ち明けるようになるでしょう。それゆえ,聖書にある神の助言に注意を払ってください。お子さんと話し合い,それをいつも,神が言われるとおり,「家に座しているときも,道を歩くときも,寝るときも,起きるときも」行なってください。

      「これらのことば」を教えなければならない

      9 (イ)神が子どもに教えるべきであるとしておられる「これらのことば」に関してどんな疑問が起きますか。(ロ)それは大切であるとはいえ,どんな教えだけでは不十分であることが示されていますか。

      9 しかし,子どもとともに過ごしていっしょに話し合うだけでもまだ十分ではありません。神の指示をもう一度読み返せば,親が何を子どもに話すべきかをも神が説明しておられることに気づかれるでしょう。「これらのことば……それを自分の子に教え込み……それについて話さねば」ならないと述べられています。「これらのことば」とはなんですか。それは,一般的な教養,つまり,子どもに,優れた音楽,良い文学作品,生命の驚異,その他わたしたちを取り巻く驚嘆すべき物事に対する鑑賞力を持たせることと関係がありますか。またそれは,きちんとした身だしなみ,物事の整とん,時間をしっかり守ることなど,礼儀作法や習慣に関することですか。もとよりこれらは,子どもに教えるべき良い事がらです。しかし,子どもにこうした事がらを教えていながら,自分の子どもが麻薬類の不法な使用その他の犯罪行為に関係し,あるいは自分の娘が不義の性関係の結果として妊娠したというような衝撃的な事実に直面する親が多いのではありませんか。親が自分の子どもに教えるべきさらに重要な事がらがあることは明らかです。

      10 (イ)親が子どもに教えるべき「これらのことば」とはおもに何をさしていますか。(ロ)「教え込む」ということばにはどのような意味が含まれていますか。それで,神は事実上ここで親に何を命じておられますか。

      10 神の指示をさらに細かく調べてみると,神は霊的な事がらを子どもに教えることについて述べておられることがわかります。「わたしたちの神エホバはただひとりのエホバです。そして,あなたがたは,心と魂と活力をつくしてあなたがたの神エホバを愛さなければなりません。そして……これらのことば……それを自分の子に教え込(まねばなりません)」と親たちに対して語られています。そうです,親たちが自分の幼子におもに教えなければならいのは,エホバ神に関する事がら,つまりエホバ神が唯一の創造者また命の授与者であられること,そして,エホバこそわたしたちが専心的な愛と献身をささげるべきかたであるということです。そして,神は,これらのことをただ子どもに告げよと言っておられるのではありません。「それを自分の子に教え込(む)」ようにと言っておられるのです。この点に注意してください。ウエブスター国際辞典第三版によると,ここで「教え込む」と訳されていることばには,「何度も繰り返したり訓戒したりして教えかつ銘記させること,説きつけてしっかり覚えさせること」という意味があります。a したがって,神はここで,事実上,子どもの思いに霊的な事がらを銘記させるという明確な目的のもとに,子どもに対する組織的な聖書教育を始めるよう親たちに勧めておられるのです。

      11 「これらのことば」の中には,親が子どもに教え込むべき他のどんな事がらが含まれていますか。なぜそう言えますか。

      11 しかし,子どもに教え込むべき「これらのことば」の中には,神の道徳上の規準や要求も含まれています。そのことは,イスラエル国民に対するこうした指示の前後のことばに示されています。預言者モーセはそのすぐ前のところで,偽りの証しをしてはならない,盗んではならない,殺人をしてはならない,姦淫を犯してはならないなど,イスラエルに対する神の律法の中の主要なおきてを復唱しました。(申命 5:6-21)そして,その少しのちに,モーセはことばを続けて,「これらのことば……あなたがたはそれを自分の子に教え込(まねばならない)」と述べましたから,明らかに親たちは,道徳上の教えを子どもに授けるべきことを銘記したはずです。今日のクリスチャンの親たちも,子どもの前途を幸福で堅実なものとするためには,同様の教えを授けなければなりません。―マタイ 22:37-40。コリント前 6:9,10。黙示 21:8。

  • あなたはお子さんを教えていますか
    ものみの塔 1973 | 12月15日
    • a 原語のヘブライ語における意味もこれと同じです。そこでは,「繰り返す」「何度も言う」「はっきり印象づける」という意味を持つ「シャナン」の強調形が用いられています。

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