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古きを倒し,新しきを建てるものみの塔 1959 | 5月1日
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者は地のこの極より地の彼の極におよばん。彼らは哀しまれずあつめられず葬られずして地の面に糞土とならん。』それからヱホバは,宗教指導者たちおよび商業,産業,経済界の君たちにこう話しかけられます,『牧者よ哭き叫べ,群れの長たちよ汝ら灰の中に転ぶべし,そは汝らの屠らるる日満つればなり。われ汝らを散すべければ汝らは貴き器のごとく堕べし。牧者はのがれ場なく群れの長たちは逃る所なし。牧者のさけびの声と群れの長たちの哀哭きこゆ,そはヱホバその牧場を滅し給えばなり。』(エレミヤ 25:32-36)ずつと昔,世界強国バビロンの王ネブカデネザルが,中東からエジプトにわたる一帯の地を風靡した時に起きた事がらは,ヱホバの僕なる強力な刑執行者イエス・キリストが,全地球上の国から国を行きめぐつて古いこの世的な組織制度を掃滅される時の事を示した,小さな,人間的規模の模型です。―エレミヤ 25:8-11。
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新しいものと共に生き残るものみの塔 1959 | 5月1日
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新しいものと共に生き残る
1 ヱホバの証者は,伝道するのでどんな非難を受けますか。エレミヤ自身は同じような非難に対する刑をどのようにのがれましたか。
諸国民に,このような音信を伝道するので,ヱホバの証者は,破滅をねがう者という非難を受けるかも知れません。エレミヤはそのように非難されました。宗教指導者たちは,政治支配者たちにエレミヤを殺させようと試みました。『祭司と預言者およびすべての民彼をとらえていいけるは,汝必ず死ぬべし。汝何故にヱホバの名をもて預言しこの室はシロのごとくなりこの邑は荒地となりて住む者なきに至らんと言いしや。』それから彼らはエルサレムのつかさたちに告げました,『この人は死にあたる者なり。これは汝らが耳に聞きしごとくこの邑にむかいて悪しき預言をなしたるなり。』これに対しエレミヤは次のように弁明しました,『ヱホバわれをつかわし,汝らが聞けるすべての言葉をもてこの室とこの邑にむかいて預言せしめ給う。……みよわれ汝らの手にあり汝らの目に善と見ゆるところ義と見ゆることを我に行え。されど汝らよくこれを知れ,汝らもし我を殺さば必ずつみなき者の血なんじらの身とこの邑とその中に住める者に帰せん。ヱホバ我をつかわしてこのすべての言葉を汝らの耳につげしめ給いしなればなり。』その時つかさたちは,宗教指導者たちと偽りの預言者たちに勇敢に反対し,ヱホバの証者を死刑に処することを拒絶しました。(エレミヤ 26:1-24)それはエルサレムが破壊される22年前のことでした。
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