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聖書が教えていること
教簡 13章 135–144ページ

13章

命いのちを大たい切せつにする

1. 私わたしたちに命いのちを与あたえてくれたのは誰だれですか。

エホバは「生いきている神かみ」です。(エレミヤ 10:10)私わたしたちを造つくり,命いのちを与あたえてくれました。聖せい書しょにこうあります。「私わたしたちの神かみエホバ,……あなたが全すべてのものを創そう造ぞうされ[ました]。全すべてのものは,あなたのご意い志しによって存そん在ざいするようになり,創そう造ぞうされました」。(啓けい示じ 4:11)エホバは,人にん間げんが生いきることを願ねがって命いのちを与あたえました。命いのちは神かみからの大たい切せつな贈おくり物ものです。(詩し編へん 36:9を読よむ。)

2. どうすれば良よい人じん生せいを送おくれますか。

2 エホバは,食たべ物ものや水みずなど,生いきていくのに必ひつ要ようなものも与あたえてくれています。(使し徒と 17:28)生いきることを楽たのしんでほしいとも思おもっています。(使し徒と 14:15-17)それで,エホバの基き準じゅんに合あわせた生いき方かたをすると,良よい人じん生せいが送おくれます。(イザヤ 48:17,18)

神かみは命いのちをどう見みているか

3. カインがアベルを殺ころした時とき,エホバはどうしましたか。

3 聖せい書しょによると,エホバは人ひとの命いのちを大たい切せつに思おもっています。アダムとエバの息子むすこカインが弟おとうとのアベルのことで非ひ常じょうに怒いかった時とき,エホバは怒いかりを抑おさえなさいと言いいました。でもカインは言いうことを聞きかず,怒いかりに任まかせて,「弟おとうとに襲おそい掛かかって殺ころし」ました。(創そう世せい 4:3-8)エホバは,アベルを殺ころしたカインを処しょ罰ばつしました。(創そう世せい 4:9-11)このように,怒おこったり憎にくんだりすることは危き険けんです。暴ぼう力りょくを振ふるうことにつながるからです。そういう人ひとが永えい遠えんに生いきることはできません。(ヨハネ第だい一いち 3:15を読よむ。)エホバに喜よろこばれるためには,全すべての人ひとを愛あいすることが大たい切せつです。(ヨハネ第だい一いち 3:11,12)

4. 十じっ戒かいからすると,神かみは命いのちをどう見みていますか。

4 数すう千せん年ねん後ご,エホバはモーセに十じっ戒かいという法ほう律りつを与あたえました。十じっ戒かいには「殺さつ人じんをしてはならない」と書かかれていました。(申しん命めい 5:17)人ひとを意い図と的てきに殺ころすことは死し罪ざいに当あたりました。エホバが命いのちを大たい切せつに思おもっていることが分わかります。

5. 神かみは中ちゅう絶ぜつについてどう思おもっていますか。

5 神かみは中ちゅう絶ぜつについてどう思おもっているのでしょうか。神かみがイスラエル人じんに与あたえた法ほう律りつによると,妊にん娠しんしている女じょ性せいにけがをさせ,おなかの赤あかちゃんを死しなせることは,死し罪ざいに当あたりました。(出しゅつエジプト 21:22,23を読よむ。詩し編へん 127:3)まだ生うまれていない子こ供どもの命いのちも,エホバは大たい切せつに思おもっています。ですから,中ちゅう絶ぜつをするのは良よくないことです。(補ほ足そく情じょう報ほう30を参さん照しょう。)

6,7. エホバと同おなじように命いのちを大たい切せつにしているなら,どんなことを避さけますか。

6 私わたしたちもエホバと同おなじように命いのちを大たい切せつにしたいと思おもいます。自じ分ぶんや他ほかの人ひとの命いのちを危あやうくするようなことはしたくありません。たばこを吸すったりドラッグを使つかったりはしません。健けん康こうを害がいし,命いのちを縮ちぢめることになるからです。

7 命いのちも体からだも神かみからもらった贈おくり物ものです。贈おくってくれた神かみのことを考かんがえて,大たい切せつにしましょう。健けん康こうを損そこなうような悪わるい習しゅう慣かんは,神かみから見みて体からだを汚けがすことなので避さけます。(ローマ 6:19; 12:1。コリント第だい二に 7:1)命いのちを大たい切せつにしないなら,神かみのために何なにかをしても喜よろこんでいただくことはできません。悪わるい習しゅう慣かんをやめるのは簡かん単たんではないかもしれませんが,努ど力りょくを続つづけて命いのちを大たい切せつにするなら,エホバは必かならず助たすけてくれます。

8. 命いのちという贈おくり物ものを大だい事じにするために,どんなことに気きを付つけますか。

8 エホバは命いのちという贈おくり物ものを,私わたしたちが大だい事じにすると信しんじて与あたえてくれました。それで,私わたしたちは危き険けんな運うん転てんをしたり,危き険けんなスポーツや暴ぼう力りょく的てきなスポーツをしたりはしません。(詩し編へん 11:5)家いえの管かん理りと安あん全ぜんにも気きを配くばります。エホバはイスラエル人じんにこう命めいじました。「新あたらしい家いえを建たてる場ば合あい,屋おく上じょうのへりに低ひくい壁かべも造つくらなければなりません。誰だれかが屋おく上じょうから落おちて,あなたの家いえの人ひとたちが流りゅう血けつの罪つみを負おうことがないためです」。(申しん命めい 22:8)

9. 動どう物ぶつをどのように扱あつかうべきですか。

9 エホバは,動どう物ぶつをどのように扱あつかうかも気きに掛かけています。食しょく物もつや衣い服ふくにするために動どう物ぶつを殺ころすことや,身みを守まもるために動どう物ぶつを殺ころすことは許ゆるしています。(創そう世せい 3:21; 9:3。出しゅつエジプト 21:28)でも,動どう物ぶつにむごい扱あつかいをしたり,ただ楽たのしむために狩かりをしたりすることは許ゆるしていません。(格かく言げん 12:10)

命いのちは大たい切せつなもの

  • 胎たい児じの命いのちを奪うばわない

  • たばこやドラッグをやめる

  • 人ひとを憎にくまない

1. 胎児 2. たばこを握りつぶしている 3. 人種が違う2人の男性

命いのちと血ちは神かみにとって大たい切せつで特とく別べつなもの

10. 血ちが命いのちを表あらわしていることは,エホバが言いったどんな言こと葉ばから分わかりますか。

10 血ちはエホバにとって特とく別べつなものです。血ちは命いのちを表あらわしているからです。例たとえば,カインがアベルの命いのちを奪うばった時とき,エホバは「あなたの弟おとうとの血ちが地じ面めんから私わたしに向むかって叫さけんでいる」と言いって,カインを処しょ罰ばつしました。アベルの血ちがアベルの命いのちを表あらわしていたので,エホバはそう言いいました。(創そう世せい 4:10)ノアの時じ代だいに起おきた洪こう水ずいの後あとにエホバが言いったことからも,血ちは命いのちを表あらわしていることが分わかります。エホバはノアの家か族ぞくに,「生いきている動どう物ぶつはどれも食しょく物もつにしてよい。緑みどりの草くさ木きと同おなじように,それら全すべてをあなたたちに与あたえる」と言いって,動どう物ぶつの肉にくを食たべることを許きょ可かしました。でも,食たべてはいけないものもありました。エホバはこう言いいました。「ただし,血ちを含ふくむ肉にくを食たべてはならない。血ちは命いのちだからである」。(創そう世せい 1:29; 9:3,4)

11. 神かみは血ちについてイスラエル人じんにどんなことを指し示じしましたか。

11 血ちを食たべないようにとノアに言いってから800年ねんほど後あと,エホバは再ふたたび指し示じを与あたえます。「イスラエル人じんやあなたたちの間あいだに住すんでいる外がい国こく人じんが狩かりをしていて,食たべてよい野や生せい動どう物ぶつや鳥とりを捕つかまえた場ば合あい,その血ちを注そそぎ出だして土つちで覆おおわなければならない。……どんな生いき物ものの血ちも食たべてはならない」。(レビ 17:13,14)エホバはやはり,血ちを特とく別べつなものと見みてほしいと願ねがっていました。動どう物ぶつを食しょく用ように殺ころしたなら,血ちを抜ぬいて地じ面めんに流ながさなければいけませんでした。肉にくを食たべることはできましたが,血ちを食たべてはいけませんでした。

12. クリスチャンは血ちをどう見みますか。

12 イエスが亡なくなった後あとの時じ代だいはどうでしょうか。イエスの死し後ご少すこしたった頃ころ,エルサレムのクリスチャン会かい衆しゅうの長ちょう老ろうたちと使し徒とたちが集あつまりました。イスラエル人じんに与あたえられた法ほう律りつのうち,クリスチャンが守まもるべきものはどれかを話はなし合あうためです。(使し徒と 15:28,29を読よむ。使し徒と 21:25)エホバの導みちびきによって彼かれらは,血ちをやはり特とく別べつなものと見みるべきことを理り解かいしました。血ちは当とう時じもエホバにとって大たい切せつなものでした。クリスチャンは,血ちを食たべたり飲のんだりすることも,きちんと血ち抜ぬきされていない肉にくを食たべることもしてはいけませんでした。それは,偶ぐう像ぞうを崇すう拝はいしたり性せい的てきに不ふ道どう徳とくなことをしたりするのと同おなじくらい悪わるいことでした。現げん代だいはどうでしょうか。エホバは今いまも,血ちを特とく別べつなものと見みてほしいと願ねがっています。クリスチャンは血ちを食たべたり飲のんだりしません。

13. クリスチャンが輸ゆ血けつをしないのはどうしてですか。

13 輸ゆ血けつはどうでしょうか。エホバは血ちを食たべたり飲のんだりしないようにと命めいじました。もしあなたがお医い者しゃさんからアルコールを飲のんではいけないと言いわれたら,アルコールを注ちゅう射しゃすることは問もん題だいないと思おもうでしょうか。そんなことはないはずです。輸ゆ血けつについても同おなじです。血ちを食たべたり飲のんだりしてはいけないと言いわれているのに輸ゆ血けつはしてもよい,ということはありません。(補ほ足そく情じょう報ほう31を参さん照しょう。)

14,15. クリスチャンは,命いのちという贈おくり物ものを大たい切せつにしてエホバの願ねがっている通とおりにします。どうしてですか。

14 医い師しから,輸ゆ血けつをしないと死しぬと言いわれたらどうでしょうか。血ちに関かんする神かみの基き準じゅんに従したがうかどうかを決きめることになります。クリスチャンは命いのちという神かみからの贈おくり物ものをとても大たい切せつにしているので,生いき続つづけるために輸ゆ血けつに代かわる治ち療りょう法ほうを探さがしますが,輸ゆ血けつはしません。

15 私わたしたちは健けん康こうでいられるよう努ど力りょくします。でも,命いのちは神かみにとって大たい切せつなものなので,神かみが願ねがっている通とおり,輸ゆ血けつはしません。神かみに逆さからってまで命いのちを伸のばしたいとは思おもいません。イエスは,「自じ分ぶんの命いのちを救すくおうと思おもう人ひとはそれを失うしないますが,私わたしのために命いのちを失うしなう人ひとはそれを得えるからです」と言いいました。(マタイ 16:25)私わたしたちはエホバを愛あいしているので,エホバの願ねがっている通とおりにしたいと思おもいます。本ほん当とうに私わたしたちのためになることを神かみは知しっているので,私わたしたちは神かみと同おなじように命いのちを大たい切せつで特とく別べつなものと見みます。(ヘブライ 11:6)

16. 神かみを愛あいする人ひとが神かみの願ねがう通とおりにするのはどうしてですか。

16 神かみを愛あいする人ひとは,血ちに関かんする神かみの基き準じゅんに従したがうことを決けつ意いしています。血ちを食たべたり飲のんだりすることも,医い療りょうとして血ちを使つかうこともしません。a でも,命いのちを守まもるために他ほかの治ち療りょう法ほうは受うけ入いれます。エホバは私わたしたちを造つくり,命いのちを与あたえてくれた方かたなので,私わたしたちにとって一いち番ばん良よいことを間ま違ちがいなく知しっています。あなたはどう思おもいますか。

エホバが許きょ可かした血ちの使つかい方かた

17. 血ちの使つかい方かたとしてエホバが許きょ可かしたのは,どんな使つかい方かただけでしたか。

17 エホバがイスラエル人じんに与あたえた法ほう律りつによると,エホバが許きょ可かした血ちの使つかい方かたは1つだけでした。イスラエル人じんは罪つみを犯おかしたなら,動どう物ぶつの捧ささげ物ものを祭さい司しに渡わたし,祭さい司しはその動どう物ぶつを殺ころして血ちを祭さい壇だんに振ふり掛かけました。そのようにして,エホバに罪つみを許ゆるしてもらうために血ちが使つかわれました。エホバはこう言いっていました。「生いき物ものの命いのちは血ちの内うちにあるからであり,私わたしがそれをあなたたちに与あたえ,自じ分ぶんたちのために祭さい壇だんで贖しょく罪ざいを行おこなえるようにした[罪つみの許ゆるしを願ねがえるようにした]。血ちが……贖しょく罪ざいを行おこなうからである」。(レビ 17:11)

18. イエスが命いのちを犠ぎ牲せいにしてくださったので,どんなことが可か能のうになりましたか。

18 今いまでは動どう物ぶつの捧ささげ物ものは必ひつ要ようありません。イエスが地ち上じょうに来きて命いのちを犠ぎ牲せいにし,血ちを流ながしてくださったので,私わたしたちはエホバに罪つみを許ゆるしていただけます。(マタイ 20:28。ヘブライ 10:1)イエスの流ながした血ちには,動どう物ぶつの血ちよりずっと大おおきな価か値ちがあるので,エホバから永えい遠えんに生いきる見み込こみも頂いただくことができます。(ヨハネ 3:16。ヘブライ 9:11,12。ペテロ第だい一いち 1:18,19)

血をどう見ているかを聖書から医師に説明している女性

神かみと同おなじように命いのちと血ちを大たい切せつにする。

19. どうすれば「全すべての血ちから私わたしは潔けっ白ぱくである」と言いえますか。

19 私わたしたちはエホバから命いのちという素す晴ばらしい贈おくり物ものを頂いただきました。イエスに信しん仰こうを持もつなら,永えい遠えんに生いきられます。そのことをみんなに伝つたえていきましょう。エホバと同おなじようにみんなの命いのちを大たい切せつに思おもい,伝つたえるためにできる限かぎりのことをしましょう。(エゼキエル 3:17-21)そうすれば,使し徒とパウロのように言いえます。「全すべての血ちから私わたしは潔けっ白ぱくで[す]。私わたしはためらうことなく神かみの意い志しを全すべて皆みなさんに伝つたえたからです」。(使し徒と 20:26,27,脚きゃく注ちゅう)

a 輸ゆ血けつについて詳くわしくは,エホバの証しょう人にん発はっ行こうの「自じ分ぶんを神かみの愛あいのうちに保たもちなさい」の77-79ページをご覧らんください。

まとめ

1: 命いのちを大たい切せつにする

「あなたは命いのちの源みなもと」。詩し編へん 36:9

命いのちを大たい切せつにするにはどうすればよいか

  • 使し徒と 17:28 啓けい示じ 4:11

    命いのちはエホバからの贈おくり物ものなので,大たい切せつにする。

  • 出しゅつエジプト 21:22,23 申しん命めい 5:17

    殺さつ人じんと中ちゅう絶ぜつは良よくないこと。

  • ヨハネ第だい一いち 3:11,12,15

    人ひとを憎にくむのは良よくないこと。

  • コリント第だい二に 7:1

    たばこやドラッグは神かみから見みて体からだを汚けがすことなので避さける。

  • 詩し編へん 11:5

    危き険けんな遊あそびや暴ぼう力りょく的てきなスポーツはしない。

2: 命いのちと血ちは神かみにとって大たい切せつで特とく別べつなもの

「あらゆる生いき物ものの命いのちはその血ちであり,命いのちが血ちの内うちにあるのである」。レビ 17:14

神かみは命いのちと血ちをどう見みているか

  • 創そう世せい 4:10 申しん命めい 12:23

    血ちは命いのちを表あらわしている。

  • 創そう世せい 9:3,4

    肉にくは食たべてもよいが,血ちは食たべてはいけない。

  • 使し徒と 15:28,29; 21:25

    血ちを避さけるようにという指し示じは輸ゆ血けつにも当あてはまる。

  • ヘブライ 11:6

    エホバとの友ゆう情じょうが何なによりも大たい切せつ。

3: エホバが許きょ可かした血ちの使つかい方かた

「私わたしたちは……イエスの血ちによって全すべての罪つみから清きよめられます」。ヨハネ第だい一いち 1:7

イエスが命いのちを犠ぎ牲せいにしてくださったことで何なにが可か能のうになったか

  • レビ 17:11

    古こ代だいイスラエル人じんは罪つみを犯おかした時とき,許ゆるしてもらうために,動どう物ぶつの捧ささげ物ものを祭さい司しに渡わたし,祭さい司しはその動どう物ぶつを殺ころして血ちを祭さい壇だんに振ふり掛かけた。

  • マタイ 20:28 ヘブライ 9:11-14

    イエスが地ち上じょうに来きて命いのちを犠ぎ牲せいにし,血ちを流ながしてくださったので,私わたしたちは罪つみを許ゆるしていただける。動どう物ぶつの捧ささげ物ものはもう必ひつ要ようない。

  • ヨハネ 3:16

    イエスが犠ぎ牲せいにしてくださった命いのちには大おおきな価か値ちがあるので,イエスに信しん仰こうを持もつ人ひとはエホバから永えい遠えんに生いきる見み込こみを頂いただける。

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