レッスン44

神かみに喜よろこばれないお祝いわいってある？

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エホバは私わたしたちに，時ときにはお祝いわいなどもして生せい活かつを楽たのしんでほしいと思おもっています。しかし，どんな祝いわい事ごとや祝しゅく日じつもエホバに喜よろこばれるというわけではありません。どうしてでしょうか。エホバを愛あいしていることを示しめすために，どんなことに注ちゅう意いするとよいでしょうか。

1. 多おおくの祝いわい事ごとがエホバに喜よろこばれないのはどうして？

多おおくの祝いわい事ごとは，聖せい書しょの教おしえに沿そったものではありません。間ま違ちがった宗しゅう教きょうを起き源げんとするものも少すくなくありません。心しん霊れい術じゅつと関かん係けいがあるものや，人にん間げんには不ふ滅めつの魂たましいがあるという考かんがえに基もとづくものもあります。迷めい信しんに根ね差ざしたものや，幸こう運うんを願ねがって行おこなわれるものもあります。（イザヤ 65:11）エホバは自じ分ぶんを崇すう拝はいする人ひとたちに，「[そうしたものから]離はなれなさい。汚けがれたものに触ふれるのをやめなさい」と言いっています。（コリント第だい二に 6:17）a

2. 人ひとをたたえる祝いわい事ごとをエホバはどう感かんじる？

エホバは私わたしたちに，「単たんなる人ひとに頼たよ」ることがないようにと警けい告こくしています。（エレミヤ 17:5を読よむ。）祝しゅく日じつの中なかには，国こっ家かや指し導どう者しゃや兵へい士したちをたたえるものや，建けん国こくや独どく立りつを祝いわうものがあります。（ヨハネ第だい一いち 5:21）政せい治じ運うん動どうや社しゃ会かい運うん動どうを記き念ねんするものもあります。私わたしたちが特とく定ていの人じん物ぶつや組そ織しきを必ひつ要よう以い上じょうにたたえると，エホバは悲かなしい気き持もちになります。その人じん物ぶつや組そ織しきがエホバの考かんがえに反はんすることを奨しょう励れいしているなら，なおさらです。

3. どんな祝いわい方かたは神かみに受うけ入いれられない？

聖せい書しょは「飲のみ過すぎ，ばか騒さわぎ，飲のみ比くらべ」を禁きんじています。（ペテロ第だい一いち 4:3）祝いわいの場ばで，人ひと々びとが羽は目めを外はずしたり，ふしだらなことをしたりする場ば合あいがあります。エホバと友とも達だちでいるためには，そうした良よくない行おこないから遠とおく離はなれていなければなりません。

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祝しゅく日じつや祝いわい事ごとについて良よい判はん断だんをするなら，エホバに喜よろこばれます。

4. エホバを不ふ快かいにさせる祝いわい事ごとを避さける

エフェソス 5章しょう10節せつを読よんで，次つぎのことを考かんがえましょう。

何なにかを祝いわうかどうかを決きめる時ときに，何なにを確たしかめる必ひつ要ようがありますか。
あなたが住すんでいる地ち域いきでは，どんな祝いわい事ごとが一いっ般ぱん的てきに行おこなわれていますか。
そうした祝いわい事ごとはエホバに喜よろこばれると思おもいますか。

例たとえば，誕たん生じょう日びを祝いわうことについて神かみはどう思おもっているのでしょうか。聖せい書しょの中なかに，エホバを崇すう拝はいする人ひとが誕たん生じょう日びを祝いわった例れいは出でてきません。2つだけ記き録ろくされている誕たん生じょう日び祝いわいは，どちらもエホバに仕つかえていない人ひとたちによるものです。創そう世せい記き 40章しょう20-22節せつとマタイ 14章しょう6-10節せつを読よんで，次つぎのことを考かんがえましょう。

どちらの誕たん生じょう日び祝いわいでもどんなことが行おこなわれましたか。
こうした聖せい書しょの記き録ろくを見みると，エホバは誕たん生じょう日びを祝いわうことについてどう感かんじていると思おもいますか。

「私わたしが誕たん生じょう日びを祝いわったり，聖せい書しょの教おしえに沿そっていない祝いわい事ごとに参さん加かしたりするかどうかは，エホバにとって本ほん当とうに大だい事じなことなんだろうか」と思おもいますか。出しゅつエジプト記き 32章しょう1-8節せつを読よんでください。それから動どう画がを見みて，次つぎのことを考かんがえましょう。

動どう画が: 「神かみに喜よろこばれないお祝いわい」（5:07）

エホバに受うけ入いれられるかどうかを確たしかめることが大たい切せつなのはどうしてですか。
どうすれば確たしかめられますか。

神かみに喜よろこばれない祝いわい事ごとかどうかを考かんがえる

聖せい書しょの教おしえに沿そっているか。確たしかめるために，その祝いわい事ごとの起き源げんを調しらべてみる。
特とく定ていの人じん物ぶつや組そ織しきや国こっ家かをたたえているか。私わたしたちは，何なによりもエホバをたたえたいと思おもっていることや，世せ界かいの問もん題だいをエホバが解かい決けつすると確かく信しんしていることを示しめす必ひつ要ようがある。
その祝いわい事ごとに伴ともなう習しゅう慣かんは聖せい書しょの基き準じゅんに合あっているか。私わたしたちは清きよい考かんがえや行おこないを心こころ掛がけなければならない。

5. 自じ分ぶんの考かんがえを他たの人ひとに分わかってもらう

エホバに喜よろこばれない祝いわい事ごとに参さん加かするよう圧あつ力りょくをかけられると，断ことわりにくく感かんじる場ば合あいがあります。自じ分ぶんの考かんがえを根こん気き強づよく上じょう手ずに説せつ明めいするようにしましょう。どのようにそうできるか，動どう画がを見みてください。

動どう画が: 「自じ分ぶんが信しんじていることを上じょう手ずに説せつ明めいする」（2:01）

マタイ 7章しょう12節せつを読よんで，次つぎのことを考かんがえましょう。

聖せい書しょについてよく知しらない家か族ぞくや親しん族ぞくに，特とく定ていの祝いわい事ごとをやめるように言いうべきだと思おもいますか。
一いっ緒しょに祝いわい事ごとをしなくても，あなたが家か族ぞくを愛あいし大たい切せつに思おもっていることを伝つたえるために，どんなことができると思おもいますか。

6. エホバは私わたしたちに楽たのしんでほしいと思おもっている

エホバは，私わたしたちが家か族ぞくや友とも達だちと一いっ緒しょに楽たのしく過すごすことを願ねがっています。伝でん道どうの書しょ 8章しょう15節せつを読よんで，次つぎのことを考かんがえましょう。

エホバが私わたしたちに楽たのしんでほしいと思おもっていることが，どうして分わかりますか。

エホバは自じ分ぶんを崇すう拝はいする人ひとたちが一いっ緒しょに楽たのしく過すごすことを望のぞんでいます。そのことがエホバの証しょう人にんの国こく際さい大たい会かいでどのようにはっきり表あらわれているか，動どう画がを見みてください。

動どう画が: 「国こく際さい大たい会かいで外がい国こくからのゲストを温あたたかくもてなす」（5:40）

ガラテア 6章しょう10節せつを読よんで，次つぎのことを考かんがえましょう。

人ひとに「善よいこと」を行おこなうために，一いっ般ぱん的てきな祝いわい事ごとに参さん加かする必ひつ要ようがありますか。
祝いわい事ごとの決きまりとして贈おくり物ものをするのと，自じ分ぶんがしたいから贈おくり物ものをするのとでは，あなたにとってどちらがうれしいですか。
多おおくのエホバの証しょう人にんは，時とき々どき子こ供どものために特とく別べつな企き画かくをしたり，サプライズでプレゼントをあげたりします。もしあなたに子こ供どもがいるなら，どんな特とく別べつなことをしてあげられると思おもいますか。