詩編 ダビデによる。歌うた。 110 エホバは私わたしの主しゅに告つげた。「私わたしの右みぎに座すわっていなさい+。私わたしがあなたの敵てきたちをあなたの足あし台だいとして置おくまで+」。 2 エホバは,権けん威いある王おう笏しゃくを持もつあなた*をシオンから送おくり出だして言いう。「あなたの敵てきの中なかに入はいっていき,敵てきを征せい服ふくしなさい+」。 3 あなたが軍ぐん勢ぜいを指し揮きする*日ひに,あなたの民たみは喜よろこんで自じ分ぶんを差さし出だす。あなたが率ひきいる若わか者ものたちは神しん聖せいさで光ひかり輝かがやく。夜よ明あけに豊ゆたかに生しょうじる露つゆのよう。 4 エホバは誓ちかった。考かんがえを変かえる*ことはない。「あなたは永えい遠えんに祭さい司し+。メルキゼデクのような祭さい司し+」。 5 エホバはあなたの右みぎにいて+,怒いかりの日ひに王おうたちを打うち倒たおす+。 6 国くに々ぐにに*刑けいを執しっ行こうし+,その土と地ちを死し体たいであふれさせる+。広こう大だいな土と地ち*の支し配はい者しゃを打うち倒たおす。 7 その方かた*は,道みちのそばに流ながれる水みずを飲のみ,頭あたまを高たかく上あげる。