パウロの手本
1. 動画を見るか,使徒 17章22,23節を読んで,次のことを考えましょう。
(ア)パウロはアテネの人たちが偶像を崇拝しているのを見てどんな気持ちになりましたか。(使徒 17:16を参照。)
(イ)パウロは良い知らせを伝えるに当たって,アテネの人たちを非難することなく,どのように機転を利かせましたか。
パウロから学べること
2. 何を,どのように,どんなタイミングで言うかをよく考えるなら,相手は話を聞こうという気持ちになるかもしれません。
パウロに見習う
3. 相手にとって受け入れやすい表現を使う。例えば,クリスチャンではない人と話すときには,「聖書」や「イエス」といった言葉を初めから使うのではなく,伝え方を工夫するとよい場合もあります。
4. 相手の言うことをすぐに否定しない。相手が自分の思っていることを何でも言えるようにしてください。聖書の教えと違うことを言ったとしても,すぐに反論しないようにします。(ヤコ 1:19)よく話を聞けば,相手の見方や考え方を知ることができます。(格 20:5)
5. 相手の考えの良いところや同意できる点を探す。自分の宗教の教えを誠実に信じている人もいます。まずはお互いの考えの共通点を探し,それから少しずつ聖書の教えを知ってもらうようにしましょう。